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2007年1月16日 (火)

新汎用言語「Fortress」

 MYCOM

 並列計算向き。Fortran に Prolog を加味したような進化形でしょうか? 
 
 あくまで汎用言語だそうですが、「Javaにとって代える意図はない」とも。
 
 FAQ
 

2007年1月15日 (月)

プロジェクト シュリーマン

 Project SchliemannSchliemann_1

 主要スクリプト言語を、NetBeans IDE上で、すべてカバーしようという意欲的プロジェクト。扱う言語数は、100を超えそう。
 
 欧州の各国語をはじめ、アラビア語、トルコ語まで使いこなした考古学者、シュリーマンにちなんだ命名とのこと。ちょっとベタかな。
 
 ただ、習得言語のリストをいくら並べても、人が幼児期に覚えた母国語に立脚して思考することは、言うまでもないでしょう。トロイア戦争の話は、そもそも、子供の頃ドイツ語で読み、憧れたわけですし。
 
 スクリプトもいいですが、希望を言えば、むしろ C++や、Dなどネィティブ言語を、こってりやって欲しいんですがね。
 
 
 関連記事
 
 アイデンティティーとは言語である 
 コフニスト 
 高松塚壁画破損、文化庁もみ消し
 

 
 

2007年1月 9日 (火)

アイデンティティーとは言語である

 Erik Homburger Erikson 
 
 エリクソンがそう表現したかどうか知りませんが、「私を私たらしめ一貫性を与えているもの」とは、つきつめれば、国籍でも、民族でも、人種でも、所属団体でもなく、その人物が慣れ親しんだ「言語」である、と筆者は考えています。
 
 このブログで、主題として、自然言語及び人工言語を、最も強調するのは、そう考えているからです。

 それゆえ、「匿名」であろうがなかろうが、ある人物が書き、話す言葉を知れば、そのアイデンティティは、自然にあきらかになると言えます。 

 例えば、米国 SUNが「アイデンティティ管理」という概念を前面に打ち出し、「統制」という表現を、注意深く避けている点については、いずれ詳述予定。

 (XXXな社長が「内部統制」を連呼している日本出張所は、全くお話にならない)

 

 以上、arclamp.jp アークランプを読んでの感想

 

2006年11月20日 (月)

視覚化シソーラス

 半端じゃないですね、これは。
 
 Visual Thesaurus

Visualthesaurus
 

 図柄は、いわゆるハイパーボリックツリー。枝に針金のような弾性をつけています。各ノードをクリックするっと、その語を中心とした類義語ツリーに次々遷移します。使い心地は快適、高速です。
 
 右クリックメニューがあり、発音の実音声が聴けます。英/仏/独/伊/オランダ/スペイン語に対応しています。CJK は、ありません。
 
 試用版では使えませんが、語句のイメージ検索など、その他関連メニューも充実しているようです。
 
 国防総省が関係しているような雰囲気すら感じます。

 

2006年8月12日 (土)

Hot Swapping

 「スワップ」という用語は、IT分野で"普通名詞化"しているので、区別が紛らわしい用語です。

 例えば、最近、Sun の"Computational Theologist"で VM と Java 言語仕様に関わる Gilad Bracha 氏が、動的言語対応に「hot swapping」を導入する方針を語っています。

 Sun Digging Deep for Dynamic Language Support

 この記事で具体的に取り上げているのが、Invokedynamic と hot swapping の2種のバイトコード技術です。

 Invokedynamic については、Mustang に導入される JSR 292 に含まれ、周知の事実です。

 もう一つの hot swapping は、通常 USB 等のように、ハードウエアを自由に「取り外し可能」とするシステムの呼称ですが、言語プロセッサの技術用語としても使われます。LISP、 APL、Smalltalk等の言語で、既に実装済みだそうです。
 Hot Swapping wikipedia
 hot-swap code objects
  
 トレードオフが大きいので、JSRに292には含まれませんが、導入を検討しているとのこと。
 
 
 

2006年7月20日 (木)

にかわ

 日本語を「膠着語」に分類することが一般化しています。文法上、助詞や助動詞が、語句を"接着"する「膠(にかわ)」に例えられています。
 
  外国人にとって、この膠を使いこなすことは、一苦労のようです。その意味的な違いを明確に認識できません。例えば、生まれついての日本人は、助詞「は」「が」を造作なく使い分けますが、彼らには出来ません。
 
  困ったことに、使用者である私たち自身が、その論理的相違を、あまりすっきり説明できません。ヨーロッパの言語で、欧米人が「冠詞」や「前置詞」の使い分けを、明快に説明できないのと同様です。
 
  「言語の秘密」が、その部分に潜んでいるのでしょう。バイオ分野でも、似たような展開になっているようです。
 
  非コーディングRNA(noncoding RNA)
   
  今月の「月刊現代」で、立花隆氏が詳しくリポートしています。
   

2006年7月15日 (土)

"言語安全性" Language Reliability

 「安全性」と「信頼性」が、これからいっそう、プログラミング高級言語の"淘汰条件"となりそうです。
 
 JSR 302: Safety Critical Java Technology
 JSR 303: Bean Validation
 
 Java が C++ に勝る美点は、この点です。

 

2006年5月17日 (水)

創る BNF

 おー出ましたね。

 JavaCCでスクリプト言語を作成する 第2回

 じっくり読ませてもらいます。
 
 拡張 BNF の Java GUI ツールも SourceForge から出ましたね。
 BNF for Java Project

Bnfforjava  

 ここは、ソースの UML も公開している良心的なサイトです。
 Class Diagrams
  
 NetBeansプラグインも欲しくなって来ました。

 
 

2006年4月20日 (木)

JavaCCで言語開発

 「創るJava」の著者、きしだなおき氏が、JavaCC を用いてオリジナルのプログラム言語を作成する連載を CodeZine で開始しましたね。

 JavaCCでスクリプト言語を作成する 第1回
 

 大変わかりやすい解説になっています。
 
 「NetBeans のソースを、現実逃避に読んでいた」という、きしだ氏がいつのまに生まれ変わったのでしょう。
 
 ソフトウエア分野の最重要基礎を扱う、このような意欲的な連載は、過去に例がありません。
 
 続きを楽しみにしています。

 

2006年3月19日 (日)

言語プロセッサの野望 その8 BNF 現況

 「チョムスキー階層(Chomsky Hierarchy)」です。

Chomskyhierarchy_2

 簡易的な図です。表で示すと以下のようになります。

文法階層文法言語オートマトン
タイプ-0 -- 帰納的可算 チューリングマシン
タイプ-1 文脈依存 文脈依存 線形拘束オートマトン
タイプ-2 文脈自由 文脈自由 プッシュダウン・オートマトン
タイプ-3 正規 正規 有限オートマトン

 これを「ドグマ」と呼ぶのは、まだちょっと早いようです。これらの文法の範疇は、数学的に厳密に定義されています。専門学校の授業ではありませんが、基本的なことも押さえておきましょう。

 形式言語は、4つに分類されます。Java などの一般のプログラム言語の文法は、Type-2 文脈自由文法 で規定されます。正規表現などは Type-3 です。

 Type-2 文脈自由文法 は、BNF (Backus-Naur Form)で厳密に定義できます。ところが、このBNFじたいに統一した記法が、確立していません。列記すると、例えば、下表のようになります。

BNFの方言
ALGOL 60 BNF
XML 1.0 EBNF
ISO/IEC 14977 BNF
RFC2234 ABNF
RFC 822 BNF
RFC 2616 プロトコルBNF
Ruby 疑似BNF
Spirit BNF
LBNF
BS6154

 このうち、もっとも汎用性を獲得しそうなのが、XMLを規定したEBNFです。正規表現的な記法が取り入れられています。JavaCC でも、このEBNFに類似したBNFを応用して文法ファイルを定義しているようです。とりあえずは、このBNFに慣れておくとよいのでしょうね。

 
 

2006年3月 7日 (火)

言語と変革 language and change

 あらためて「Java」について考えてみると、Javaは、IT 分野で10年来続いている「パラダイムシフト」の一種だと言えます。

 これを「現象」と呼んだり、または「イノベーション」と呼ぶかは、自由でしょう。

 その要素は多岐にわたり、オブジェクト指向であったり、分散指向であったりするわけですが、仕様書が規定する「言語としてのJava」は、これらのテクノロジー変革と密接に結びついています。

 日本語を理解し使いこなすことが、重要な「日本人の証明」であるように、Java言語とその周辺技術を理解することは、これら「新潮流」の本質を理解することに他なりません。

 変革の波は、いぜん激しく、最近では「言語仕様」としてのJavaが、機能的に「不足する」局面すら発生しています。もし、Javaに取って代わる言語が現れるとすれば、それらの齟齬を埋めるものとなるはずです。

 今のところは、たとえ仕様を変えても、その言語は Java 的にならざるをえません。マイクロソフトが C# を登場させ力を入れているのを見ても、それは、明らかでしょう。

 以上、当たり前のことですが「言語など何でもよい」と書いたブログを多く見かけたので、メモしておきます。

 

2006年3月 1日 (水)

JavaCC4.0正式版に、ちょっと失望

 JavaCC 4.0 がリリースされましたね。build.xml 付のソースは、そのままNB5 に取り込みビルドできます。

Javaccsrc

 tools.jarが「見あたらない」のは、いつものことですね。NB5 の Ant は v1.65 です。

 プロジェクトプロパティは、Ant 既存設定用の画面になります。

Antwindow

 ランタイム指定欄が消えます。最新版のJavaCCでも、ビルド/実行は、JDK1.4ベースのままです。Tiger 対応はまだなされていません。ちょっと、がっかりしますね。

 "宣伝部隊"は「SE5.0 を使おう」キャンペーンに忙しいようですが、巷のプロジェクトに呼びかけるより、まず足元を固めたほうが良いのでは?

 文法ファイルとしての「Java1.5」は提供されています。
 Java1.5.zip/JDK1_5 grammar & AST

 NB5 でのビルドについては、Maven1 のプラグインも出ていますね。Maven2 の正式リリースも近いようです。
 Mevenide for Netbeans 1.0 final

 (前回までの記事)

 

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